春鹿の今西清兵衛商店さん酒蔵見学2011

もう3ヶ月前のことですが、2月26日の土曜日、「春鹿」の醸造元、今西清兵衛商店さんの酒蔵見学会に行ってきました。

春鹿の酒蔵見学会は例年2月の土・日に開催されていて、仕込み中の蔵の見学といろいろなお酒の試飲ができます。
参加料500円で、事前に電話での予約が必要です。各回の定員は50名ですが、たいへん人気がありすぐに埋まってしまいます。今年は早めに申し込んで参加することができました。

酒蔵は、JR奈良駅近鉄奈良駅から歩いて15分くらい、奈良町の中にあります。
この日は暖かくなったり寒くなったり、三寒四温の最中で、晴れてはいるけれど肌寒い日でした。日本酒は寒い中で造られるので、酒づくりを思い浮かべるには良い気候です。

まずは、酒蔵SHOPの中に設けられた特設会場で社長さんのお話と、酒造りの解説ビデオを見ました。
写真は開会前の様子で誰もいませんが、開会時には満員です。
社長はイギリス・フランスで日本酒のイベントを行う海外出張から帰って来たばかりとのこと。フランスでは、有名シェフのトロワグロ氏に、春鹿の発泡純米酒「ときめき」を日本の「ドンペリニヨン」と称されたそうです。
海外に出かけるときには、是非お土産に日本酒を持って行って紹介してほしいとの話をされていました。

見学は、同じく社長さんのご案内で、一通りの工程を見て回ります。
 

圧巻は、やはり仕込み室です。部屋に入ったとたん吟醸香につつまれます。仕込み中のタンクをこのように上から間近に見ることができました。仕込みの状況によると思いますが、泡立ちの多い酒母は、次から次へとふつふつと泡が沸いてくるという様子で、とても迫力がありました。
  

見学の後は、酒蔵SHOPに戻って、試飲会です。

写真は、見事に飲み干された後の空瓶ですが、
・超辛口生原酒
・極味
・しぼりばな
大吟醸
・しろみき
をメインに、ときめき、甘酒や奈良漬けなども出していただきました。

甘酒は、製品ではなく、酒蔵見学でしか飲めない特製品です。

おみやげには、生貯蔵酒、極味、超辛口生原酒を買って帰りました。

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