ミスタードーナツのミスドクラブのポイントで、ポン・デ・ライオン・D−ピピコのクリップと、ドーナツ型テープカッターをもらいました。
どちらも外観はかわいく、かつ文具としての機能も充分で、完成度が高い製品になっています。
ノベルティは、実際に作っているメーカー名が表に出ることは少ないのですが、ミスドのクリップとテープカッターは、それぞれメーカーが既に出している製品があって、それを前面に出してノベルティに展開しています。最近の言葉で言うと、コラボレーションということでしょう。ビジネス・商品企画の面からもおもしろい製品です。
■クリップについて
オリジナル製品は、株式会社(株)デザインフィルのD−CLIPSです。
D−CLIPSは、動物の形をしたクリップで、ブタ、ペンギン、ゾウなど多種類の形があります。お菓子のフリスクの様なスライド式ケースに入っています。
ミスド版は、ケースの形状もそのままで、ミスドキャラクターのポン・デ・ライオンとD−ピピコの形のクリップになっています。ケースを同じにしたのは、コスト削減よりもD−CLIPSとのコラボレーション製品であることを分かりやすくする意味があると思います。
下記(株)デザインフィルのホームページに、製作プロセスが掲載されています。同社からミスドに提案したと書かれていました。
http://www.designphil.co.jp/biz/example/example_001/
■テープカッターについて
オリジナル製品は、住友スリーエム(株)のScotchメンディングテープ「ドーナツ」です。こちらは、そもそも商品コンセプトがドーナツですので、ミスドのノベルティにはぴったりです。
オリジナル版は全体が一色ですが、ミスド版は上下を2色に分け、ドーナツにコーティングをかけたイメージになっています。
ミスド版は、パッケージきっちりと作り込んでいるのも特徴です。
力を入れているのを感じます。